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公開:2024.4.28 公開:2024.4.28

看護師の求人の内容は?勤務先の選び方や勤務内容の特徴なども徹底解説!

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「看護師の求人の内容は?」
「看護師の勤務先の選び方は?」
など、このような疑問が浮かぶことがあるのではないでしょうか。看護師求人数は、多数あるので、選び方のポイントや勤務先の特徴を把握しておくことが大切です。


そこで今回は、看護師の求人内容について解説します。勤務先の選び方や勤務内容の特徴もまとめていますので、看護師として働くことを考えているのであれば、ぜひご参考にしてみてください。

看護師求人の特徴

看護師求人にはどんな特徴があるのか、看護師としての就職、転職を考えているのであれば、事前にチェックしておきましょう。はじめに、看護師求人の特徴について解説します。

多様な働き方ができる

看護師求人の特徴として、多様な働き方から選択できる点が挙げられます。看護師が勤務できるのは、病院だけにとどまらず、クリニックや訪問看護ステーション、介護施設などさまざまな場所で働くことができます。
加えて、勤務形態もフルタイムやパートタイム、夜勤やシフト制など、ライフスタイルに合わせて選択可能です。このような多様な働き方から選択できるのは、看護師求人の特徴であり、大きな魅力ともいえるでしょう。

勤務地が全国にある

看護師の求人の特徴として、全国に勤務地がある点が挙げられます。全国各地で求人があることから、やむを得ず引っ越しをしなければならない時でも、スムーズに転職先を見つけられる可能性が高い職種といえるでしょう。
近年、離職率の高さやニーズの高まりを受け、多くの現場で看護師が不足している状態です。そのため、地方自治体や医療機関が積極的に募集していることも多く、全国で就職先の選択肢が多いのは看護師の魅力といえます。

キャリアアップを望める

看護師の求人は、キャリアアップを望めるのも大きな特徴です。看護師は、一般的な看護業務だけでなく、小児科や産婦人科、救急医療など、特定の分野で専門性を追求できます。
また、多くの医療機関で、看護師のスキルアップを支援する教育プログラムや研修制度を提供しているのも、キャリアアップを望む看護師にとって大きな魅力です。

看護師の求人から就職先を検討するのであれば、自身の希望や目標を明確にし、キャリアアッププランを事前に立てておくことをおすすめします。そうすることで、あなたの目標を達成できるような就職先が、看護師の求人から見つけやすくなるでしょう。

看護師求人の選び方のポイント

看護師求人からあなたに合う就職先を選ぶ際、いくつかのポイントを押さえておくと良いでしょう。ここからは、看護師求人の選び方のポイントについて解説します。

勤務地を検討する

看護師の求人から就職先を検討する際は、勤務地の場所を確認するようにしましょう。住まいから近い勤務地を選択することで、通勤時間が短縮されるので、時間を有効活用できます。
通勤方法も電車や車、徒歩などから、あなたに合う方法を選べる就職先を選ぶと良いでしょう。勤務先によっては、緊急時に出勤する必要がある場合も考えられます。そのような時でも、自宅の近くに勤務地があると、迅速な対応が可能となるでしょう。

給与、年収をチェック

看護師の求人からあなたに合う就職先を見つける際、給与と年収も合わせてチェックしておきましょう。給与は総支給額だけではなく、社会保険料を控除した手取り額も把握しておくことが大切です。
合わせて、基本給も確認しておきましょう。なぜなら、基本給をもとに賞与が計算されることが多いためです。また、各種手当も基本給がベースとなることが多いため、基本給のチェックも忘れずに行いましょう。
加えて、夜勤のある職場では、夜勤手当の把握も必要です。看護師の給料のうち、夜勤手当は平均3.5〜5万円とされています。夜勤手当は看護師の給料の構成要素の中で、影響力をもつ項目であることから、確認しておくことが重要なポイントです。

職場の人間関係も確認

職場の人間関係は、快適に勤務するための重要な要素なので可能であれば確認しておくと良いでしょう。見学会やインターシップに参加すると、職場の雰囲気を感じやすいのでおすすめです。自分の意見が言いやすい環境か、困った時に助け合える環境かを事前にチェックしておきましょう。

福利厚生を確認

看護師の求人を選ぶ際には、福利厚生を確認することも大切なポイントです。福利厚生が充実していないと、万が一病気や怪我で働けなくなったときに、必要な金額が支払われず、生活が不安定になる可能性があるためです。
また、福利厚生が不十分だと有給が取りづらく、過重労働を強いられる可能性もあります。あなたが働きやすい職場を選ぶためにも、福利厚生は事前に必ず確認しておきましょう。

看護師の勤務時間

看護師の求人から就職先を検討する際、看護師の勤務時間について知っておきましょう。看護師の勤務時間は大きく分けて以下の3種類になります。

  • フルタイム
  • パートタイム
  • 夜勤

ここからは、看護師の勤務時間について解説します。

フルタイム(日勤)

フルタイム勤務は、一日8時間勤務を基本とし、一週間で最大40時間働きます。フルタイムでの働き方は、常勤とも呼ばれ、一般的にボーナスや退職金が整ってることが多いとされています。
ただし日勤のフルタイムの場合は、夜勤手当が出ないので、夜勤がある職場に比べて、収入が少ないのも特徴の一つです。規則正しい生活をしたい人や、シフトが調整しやすい職場で働きたい人は、日勤のフルタイムがおすすめです。

パートタイム

パートタイムで働く看護師は非常勤とも呼ばれ、一週間での勤務時間は40時間未満です。基本として、給料は時給換算されます。パートタイムは短時間での勤務なので、ライフスタイルに合わせた働き方ができるのが大きなメリットです。
一方で勤務条件によっては「社会保険に加入できない」「賞与や退職金が支給されない」といった場合もありますので注意が必要です。仕事と家庭を両立させたい人や、プライベートの時間を多く確保したい人におすすめの働き方といえるでしょう。

夜勤

病棟などの24時間対応している職場は、夜勤で働く場合があります。夜勤がある職場では、代表的なシフトとして「2交代制」「3交代制」があります。2交代制は、シフトのパターンが2パターンなので生活のリズムがつくりやすいのが特徴です。

また、夜勤明けの次の日は休日になることが多く、プライベートも充実できるでしょう。ただし、夜勤の時間が長くなるので、体力的に身体への負担が大きくなるかもしれません。2交代制は収入を重視している人や、体力に自信のある人が向いているといえるでしょう。

一方、3交代制は、2交代制に比べ、1回の勤務時間が短くなります。そのため、体力的にゆとりをもって働けるのが3交代制のメリットです。ただし、夜勤明けの休みが2交代制に比べて短かったり、出勤や帰宅の時間が深夜になったりすることがあるので、生活が不規則になる可能性があります。3交代制は、勤務時間が短い方が良い人や、自家用車など、公共交通機関以外で通勤したい人に向いている働き方といえるでしょう。

 

看護師の勤務先の特徴

看護師はさまざまな勤務先で働くことができます。それぞれの特徴を知っておくことで、あなたにぴったりの場所で働けるでしょう。ここからは、看護師が働けるそれぞれの勤務先の特徴について解説します。

病院

看護師の主な就職先として挙がるのが病院です。病院での看護師の業務は医師の診察補助や服薬説明、バイタルサインチェックなどです。所属する科によっては、手術補助や術後のケアを行う場合もあります。
入院設備のある病院では、夜間の巡回も業務内容として加わります。病院での勤務は、病棟や救急外来などによって、働き方が多種多様といえるでしょう。病院は、患者と長く関わりながら、高度なスキルを習得していきたい人に向いています。

クリニック

クリニックでは日勤のみの働きが中心となります。日曜日や祝日が休みとなることが多いため、規則正しい生活を送りたい人におすすめです。ただし、産婦人科や一部の有床クリニックでは、夜勤や日曜日の出勤がある可能性が高いので注意が必要です。
クリニックで働くメリットとして、患者とじっくりと関わることができる点が挙げられます。一方で、病院に比べて扱う症例が限られていることから、幅広い知識やスキルを習得しにくい点がデメリットとして挙げられます。

介護施設

介護施設では、配置基準に従い、看護師も働いています。基本的には日勤のみの場合が多いとされていますが、職場によっては、夜勤やオンコール(勤務時間外でも呼ばれればいつでも対応できるよう待機しておくこと)がある場合もあります。
介護施設では、医療行為で利用者をサポートすることがメインですが、職場によっては、介護業務を任せられる場合もあります。介護施設で働くメリットは、今後ニーズが高まる介護の現場で活躍できるという点です。

一方デメリットとして、看護師の人数が少ないことから、未経験者は、緊急時に戸惑うことがある点が挙げられるでしょう。介護施設では、高齢者の看護を経験したい人や、介護に関する知識を習得したい人におすすめの職場です。

 

 

児童福祉施設

児童福祉施設でも看護師の求人があります。基本的には日勤が多いとされていますが、施設によっては夜勤がある場合があります。児童福祉施設での主な仕事は疾病予防や薬の投薬、病院への付添などです。
その他、施設利用者やその家族に対し、心のケアや助言をすることもあります。看護師以外の職種の人や子どもたちと関わることが多いので、高いコミュニケ―ション能力が必要な職場といえます。子どもが好きな人や、福祉分野に興味がある人に向いている職場といえるでしょう。

 

保健所・保健センター

保健所や保健センターでの看護師の役割は、地域の人々の健康相談や家庭訪問、予防接種などがあります。予防看護がメインの仕事となり、保健所や保健センターは地方自治体が運営していることから、地方公務員として勤務することとなります。
公務員なので夜勤がなく安定した条件で働けることから、保健所や保健センターは人気の職場となっております。しかし、保健所には保健師が働いていることが多くあるため看護師として採用されることは、大変難しいとされています。

まとめ

今回は、看護師求人について解説しました。看護師の求人は、全国に多数あるため、就職先の選択肢が多いのが特徴です。勤務先によって、勤務形態が異なるため、ライフスタイルに合わせて選択するとよいでしょう。
勤務先によっては、日勤のみ、夜勤ありなど、勤務形態が異なります。体力面と給与面を考慮して、希望に合う職場を選びましょう。本記事の内容を、看護師としての就職先選びにお役立ていただけたら幸いです。

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