HOME 就職に関する記事一覧 将来性抜群のIT業界!IT人材へのスキルアップ方法は?
公開:2025.4.8 公開:2025.4.8

将来性抜群のIT業界!IT人材へのスキルアップ方法は?

[本ページはプロモーションが含まれています]

今引く手あまたと言われている業界がIT業界です。IT技術は日々進化しており、それに対応する人材が不足しているのです。そのため、ITのスキルを持った人材が必要とされています。
IT業界に転職をしたいと考えている人も多いでしょう。そこで今回は、IT業界とはどのような職種があるのか、IT業界に就職・転職するにはどのようなことが必要かを紹介します。

IT業界は深刻な人材不足

現在、私たちの生活にIT技術は欠かせないものになっています。IT技術が進化するにつれ、その技術を開発したり管理したりする人材が不足しており、深刻な問題となっています。

すでに不足しているIT人材

日本は今深刻なIT人材不足に直面しています。その原因の一つは若年層の人口減少です。
IT技術は進化をし続け、需要も拡大しています。その一方で、労働人口が減少しているため、IT人材はもちろん、その他の業界でも人材不足が懸念されています。
IT業界への就職率は近年増加し続けているといえども、IT需要の今後の拡大や労働人口が減ることを考えると、今後もIT人材は不足し続けると考えられており、2030年には40万人~80万人もの人材が不足する可能性があるという試算も出ています。

出典:経済産業省「ITベンチャー等によるイノベーション促進のための人材育成・確保モデル事業」

https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/daiyoji_sangyo_skill/pdf/001_s03_00.pdf

ITの資格を持っているだけで評価がアップする

資格取得は、スキルを客観的に証明する強力な武器になります。それだけでなく、学習意欲や向上心をアピールすることにも繋がり評価アップのポイントになります。特に、IT業界は経験が重要とされることがありますが、資格を持っていると実務経験が少な人でも就職活動やキャリアアップに有利に働くでしょう。
また、就職や転職をしない場合でも、企業によっては資格手当や昇給の対象となることがあり、収入アップも目指せます。
IT系の資格はこれからの企業にとっても、必要とされるものです。今転職やキャリアアップを考えている人には、ぜひ取っておいて損はない資格と言えます。

IT業界の職種にはどのようなものがある?

IT業界といっても、そこにある職種はさまざまです。どのような職業があるのか、その一例をカテゴリ別に見ていきましょう。

開発・エンジニア系

【プログラマー】
Webサイトやスマホアプリ、家電などの機器を動かすための指示を、プログラミング言語でコードを記述していきます。時にはチームで協力しながら、複雑なシステムを開発することもあります。IT技術が日々進化するようにプログラマーの仕事も新しい技術が常に学び続ける必要があります。

【システムエンジニア(SE)】
システム開発の設計士のような仕事で、その仕事内容は業務効率化や生活を便利にするサービスなど多岐に渡ります。クライアントの要望を元に、どのようなシステムが必要なのかを考えて設計図を作り、テストや運用・保守も行います。

【Webエンジニア】
WebサイトやWebアプリなどをプログラムにするためにプログラミング言語を使って作ります。Webエンジニアにはユーザーが直接目にするところを作るフロントエンド開発と見えない部分を作るバックエンド開発の2つの仕事があります。

【ネットワークエンジニア】
インターネットや企業内の通信を支えるネットワークの専門家として、設計や構築、管理、保守を行います。例えば、企業の情報システムを安全に運用するなど、暮らしやビジネスに欠かせない快適な通信環境を作り、維持する役割を担っています。

【データベースエンジニア】
企業の情報管理を行う職種です。ECサイトの企業なら、商品情報や顧客情報の管理、医療機関なら、患者情報の管理などの業務を行います。データを安全に取り扱い、データの整理や保管を効率的に行うためのシステムの設計や構築を行います。

【セキュリティエンジニア】
情報セキュリティのプロとして企業の情報を守る仕事です。システムの脆弱性を診断したり、セキュリティ対策の設計や構築、運用などを行い、万一事故が起きた時には瞬時に対応するなど、情報セキュリティに関する幅広い業務を行います。

【テストエンジニア】
製品の品質を検証する職種です。企業の製品が仕様書通りに動作するのか、不具合が起こらないかなど、さまざまな方法でテストを行い検証していきます。製品の信頼性を高めるだけでなく、お客様が安心して利用できる環境を提供する重要な役割を持っています。

【AIエンジニア】
AI(人工知能)を開発するエンジニアです。大量のデータを分析してAIに学習させたり、精度を高めたりなどの機械学習やディープラーニング(深層学習)の技術を活用し、コンピュータに人間のような知能を与えます。今後特に需要が高まると考えられています。

【データサイエンティスト】
企業のデータ収集や整理、分析を行う職種です。例えば、お客様の購入履歴から売れ筋商品を予測したり、ニーズやトレンド分析を行うというように、データを分析して課題を見つけ出して提案をします。

クリエイティブ系

【Webデザイナー】
Webサイトの構成やレイアウトの設計を行う職種です。サイトのコンセプトから配色やフォント、画像やイラストの作成・加工をするほか、サイトに訪れた人が使いやすいようにするなど、Webサイトの見た目に関することを担当します。

【ゲームクリエイター】
ゲームの企画やデザイン、プログラミング、サウンドなどを開発する職種です。ゲームの世界観やストーリー、キャラクターデザイン、ゲームのシステムなどを総合的に設計するほか、バグやユーザーの要望による改善なども行います。

【CGデザイナー】
コンピューター・グラフィックス(CG)を制作する職種です。広告や映画、ゲーム、アニメなどさまざまな分野で必要とされており、例えば、映像に特殊効果を加えてシーンを演出したり、写真を加工してリアルな質感を表現したりなどを行います。

営業・企画系

【ITコンサルタント】
企業の経営状況を分析して、その課題をITで解決する戦略を提案します。ITに関する知識はもちろん、経営の知識も必要になります。企業の経営に直接関わるわけではありませんが、陰から支援する重要な役割です。

【プロジェクトマネージャー】
プロジェクトの計画・立案やスケジュール管理、タスク管理などプロジェクト全体の目標設定と管理が主な仕事です。ITの知識のほか、リーダーシップやコミュニケーション能力も求められます。

事務・管理職系

【社内SE】
社員がスムーズに業務を行えるように、社内システムや社内ネットワークの運用・管理などを行います。システムやネットワークにトラブルが起こった時には、即時の対応が求められ、新しいシステム導入の選定なども担当します。

【情報システム】
企業のITインフラを支える仕事で、社内のIT環境を整備していきます。その他、セキュリティ対策や業務効率化のためのシステム開発、社員のITスキル研修などの業務も行います。

IT業界に就職・転職するなら資格取得が有利

IT業界への就職や転職を目指しているなら、ITに関する資格をぜひ取得しておきましょう。

資格を取得することで収入アップを目指す

IT業界は資格よりも経験が重要になると考えている人もいるかもしれません。確かに経験は大事ですが、経験を積むにはその知識を持っていなくてはできません。資格を持っていると知識があることの証明になり、評価ポイントが高くなることで、資格手当や昇給などの収入アップにつながります。

就職・転職にも有利

IT業界への就職や転職を考えているなら、資格を持っていることで書類審査で有利になります。また、面接でも資格を持っていることで、学習意欲や向上心があることのアピールになり、入社後も成長していける人材であることを印象付けることができます。

IT初心者~中級者におすすめの資格10選

では、IT業界を目指すにはどのような資格を持っているといいのかを紹介します。
IT系の資格には国家資格とベンダー資格(メーカーが主催する資格)、ベンダーニュートラル資格(企業やメーカーにも依存しない資格)があります。

国家資格

【ITパスポート】(初級)
ITに関する基礎知識を身につける資格で、ITの基礎知識のほかにも、経営戦略やマネジメント、情報に関する法律なども身につけられます。IT業界を目指す人だけでなく、ITを活用する人にもおすすめの資格です。

【基本情報技術者試験】(初級)
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する国家試験「情報処理技術者試験」の一つです。IT資格の中でも比較的難易度の高い試験ですが、しっかり対策を行うことで、初心者でも合格を狙えます。

【応用情報技術者試験】(中級)
基本情報技術者試験に合格したら次にチャレンジを目指したい資格です。ITエンジニアとして、技術から管理、経営まで、高度なIT人材であることの証明となります。

ベンダー資格

マイクロソフト オフィススペシャリスト(MOS)】(初級)
マイクロソフト社のWordやExcel、PowerPointなどのスキルを証明する国際資格です。それぞれのアプリケーションに対してスペシャリストレベルとエキスパートレベルがあり、実践的なスキルの証明としてさまざまな業務で活かせます。

【CCNA(シスコ技術者認定)】(初級)
CCNA(Cisco Certified Network Associate)は、シスコシステムズ社によるネットワークエンジニアの資格です。世界的にも認知度が高く、ネットワークの基礎知識からセキュリティなどの実践的な技術まで幅広い知識の証明ができます。

【CCNP Enterprise】(中級)
CCNAと同じくシスコシステムズ社による認定資格でう。CCNAの上位資格として、応用知識が求められます。より高度な技術を持つエンジニアとしての証明となります。

ベンダーニュートラル資格

【G検定】(初級)
G検定はジェネラリスト検定といい、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施する、AIやディープラーニングに関する資格です。これからのAI時代に対応するための必要な知識を体系的に学べます。

【Ruby技術者認定試験】(初級)
プログラミング言語のひとつ、Rubyに関する技術を認定する資格です。Silver、Goldの2つのレベルがあり、Rubyエンジニアとしてのスキルを証明になります。

【C言語プログラミング能力認定試験】(中級)
プログラミングのC言語に関するスキルの資格です。 1級、2級、3級と3つのレベルがあり、C言語の知識はもちろん、実際にプログラムを作成する能力も問われます。

【LinuC(Linux技術者認定)】(中級)
LinuC(リナック)は、パソコンのOSのひとつであるLinuxの技術者としてのスキルを証明する資格になります。4つのレベルがあり、基本操作から高度なシステム設計まで身につけられます。

IT資格を学べるおすすめ書籍

資格取得するには通信講座を受講したり学校に通ったり、動画を見たりなどさまざまな方法があります。時間や場所を気にせず、繰り返し学びたいという人には書籍での勉強がおすすめです。ただし、情報が古くなっていることもあるので、必ず最新のものを選びましょう。

[PR]

【令和7年度】 いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集 (絶対合格の教科書シリーズ) [ 高橋 京介 ]

15時間でマスター MOS Word365 テキスト&対策演習 2023年リリース対応 [ 杉本くみ子 ]

スッキリわかる ディープラーニングG検定(ジェネラリスト) テキスト&問題演習 第3版 [ 株式会社クロノス/著 ]

まとめ

IT業界はすでに人材不足の状況で今後も不足人員は増えていくと予想されています。そのためIT人材はどの企業からも必要されているので、転職・就職の際にIT系資格を持っていることで有利になります。

POPULAR ARTICLES
[就職の記事]

NEW ARTICLE
[新着記事]