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公開:2024.6.5 公開:2024.6.5

転職で年収をアップさせたい人必見!やるべきこと

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日々の生活を守ってくれる給与。いまの給与で果たしてどれだけの人が満足しているでしょうか。転職で年収をアップさせたいという気持ち、誰もがもつとても自然な願望だと思います。
それは、経済的安定はもちろんですが、それ以外にも自分を認めてそれに見合った給与がほしいという気持ち、将来の安定に向けてのキャリアアップに必要な資金を確保したいなど、さまざまな理由があると思います。転職はこうした目標を達成するための一つの手段にもなります。
職場環境を変えることでモチベーションが上がり、自己実現といった多岐にわたるいい変化がやってくるはずです。

転職で年収がアップしやすい業界と業種とは

年収アップするには、転職前にどんな業界がどのくらいの年収かを知っておかなくてはいけません。

転職で年収は上げられるの?

近年の賃金推移から見ると、全体的にわずかですが、年収は徐々に上がってきています。日本の経済状況の影響もありますが、転職して年収アップを目指すことは不可能ではありません。むしろ、今の職場や給与に物足りなさを感じているなら、転職を考えてみる価値は大いにあるのではないでしょうか。

出典:厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査の概況

賃金が高い業種は?

厚生労働省が発表した、「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、男性では、「金融業、保険業」、女性では「電気・ガス・熱供給・水道業」の賃金が高い傾向にあります。これらの業種は、専門知識を必要とし、それを持っている人が少ないため、高い給与を設定することで、人材を取り入れようとしていると考えられます。また、AIや機械が対応できない業界でも、年収が高い傾向にあります。

出典:厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査の概況 より作成

男性が「金融業、保険業」で年収が高い理由として考えられるのは、専門知識が必要とされている業種のためです。金融業や保険業は、金融知識やリスク管理能力、経済の専門知識など、高いスキルが必要とされています。そのため企業は、優秀な人材を確保するために、高い報酬をもって人材を確保しようとします。そして、その専門知識やスキルとしての資格を持っている人は高い評価が得られ、年収がアップする傾向があります。

次に、女性が「電気・ガス・熱供給・水道業」で年収が高い理由としては、安定した業界であることが挙げられます、生活に欠かせないインフラを安定して提供するためには、人材の確保が欠かせません。それが年収にも影響していると考えられます。また、専門的な技術と知識が必要な職種が多いため、同じ業界でも技術職になると年収が高くなる傾向があります。

 

転職で年収アップを成功させる6つのポイントとは

ポイントを押さえることで、転職活動を計画的に進め、年収アップの成功率を上げる可能性があります。そのポイントを見ていきましょう。

ポイント1:目標設定をしよう

どれくらいに年収をアップさせたいか、明確に設定をしましょう。年収の目標額を設定することで、転職先の候補が絞れていきます。ただし、年収だけを考えた設定だけでは失敗することがあります。年収アップをすることは結果であり、そこに実現するための行為が伴っていなければいけません。「○○をして年収をアップさせる」という、○○の部分が重要です。

ポイント2:リサーチを怠らない

転職を希望する業界や企業をきちんとリサーチしておかなければ、実は年収が下がってしまうこともあるので注意しましょう。管理職に若手を起用している会社は、勤続年数や年齢にこだわらず実力重視の人事をしていることが多いので、スキルやキャリアなど実力が認められれば転職後の年収アップも見込めます。

ポイント3:履歴書の書き方で転職が有利になる

履歴書の書き方も年収アップのポイントになります。これまでの経歴や所持している資格を書くのは当然ですが、「本人希望欄」に、希望年収を書くこともあります。希望年収は具体的な数字だけを書くのではなく、希望年収は基本的に会社の規定に従うということと、現在の年収と同額以上を希望するという旨を書くと、年収交渉もしやすくなります。

ポイント4:人脈を活用する

人脈を広く持つことも転職では大きなポイントになります。転職に有利になる情報が得られたり、条件のいい会社を紹介してもらえたりもします。また、人脈をたどって交流を広げていくことで、コミュニケーション力も上がり、人事担当者とつながれば、直接アプローチする方法も出てきます。

ポイント5:面接の準備

面接時に聞かれたことをスムーズに回答できるように、シミュレーションをしておくことで、面接時の評価が上がります。質問される内容の想定、履歴書に記載したことの説明、転職先会社への質問のほか、声の出し方や話し方など、好印象を与えるための身だしなみにも気を配り、準備を万全にしておきましょう。

ポイント6:連絡を待つ間にもスキルアップ

面接を終えて、採用通知を待つ間の時間をおろそかにせず、その間にもスキルアップをしましょう。転職の準備の中で、自分の中で不足しているスキルや弱点が見つかることでしょう。自分に不足しているものを補うことで、採用されれば評価が高くなりさらなる年収アップが狙えます。また、不採用でも次の面接に活かすことができます。

 

転職で年収を下げない4つの注意点

転職をしたのに、実際は年収が下がってしまった。そんなことにならないように、求人情報や業界動向、面接でのアピールなどの注意点をしっかり把握しておきましょう。

キャリアと年収は必ずしも一致しない

キャリアがあることは、転職の際の武器になり、年収アップすることも多いです。しかし、必ずしも年収がアップするとはいえません。同業種でも大企業から中小企業への転職だと年種が下がることもあり、その逆もあり得ます。また、給与体系も企業によってはさまざまなので、一概には年収アップできるとは限らないので、事前のリサーチを欠かさないようにしましょう。

できること・やりたいことをはっきり伝える

転職では面接がつきものですが、その際に自分にできることは何があるのか、やりたいことはどんなことなのかをきちんと伝えるようにしましょう。ただやりたいことだけをアピールしていても、そこにスキルが伴わなければ魅力的な人材とは見られません。まずはできることを明確にし、そこから何ができるか、そこから発展してどういうことをやりたいかをきちんと伝えることで、高い評価が得られ年収アップの可能性も高まります。

自分の持つスキルや経歴の需要を把握しておく

年収は、スキルや経験、実績などが考慮されて給与額が決まります。自分自身を客観的に見て、自分の価値がどれほどのものがあるのかを判断しておけば、自己評価や自身アップにもつながり、それが仕事に対する向上心にも表れます。また、同業種や地域、自分と同じくらいの経歴を持っている人が殿くらいの給与をもらっているかを調べることで、年収交渉にも役立ちます。

転職エージェントなら難しい年収交渉をサポートしてくれる

転職エージェントは、専属のキャリアアドバイザーによるサポートが受けられます。面談でヒアリングした上で、自分の希望に合う転職先を探してくれます。また、自分で年収交渉をするのが難しいという人も、転職エージェントなら代わって交渉してくれます。転職のプロに任せられるのは、とても心強く、不安も払しょくできて転職へのハードルも下がります。

 

まとめ

転職時の年収アップで必要なことのひとつに、年収交渉があります。自分自身が提供できる価値と企業のニーズを客観的にとらえ、適切な手順を追っての交渉が難しい場合、専門のエージェントを頼りながら、目標に向かっていくようにしましょう。無理をして結局、前よりも下がってしまったということにならないように、必要なことの把握を忘れずにしていきましょう。

 

原稿/編集部

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