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公開:2024.4.22 公開:2024.4.22

Pythonデータ分析認定試験合格のポイント!難易度や学習方法を紹介

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「Python3エンジニア認定データ分析試験」は、人工知能(AI)開発に用いられる「Python」のスキルを認定する資格試験です。
「Python(パイソン)」は、文法がシンプルで、初心者でも学習しやすいプログラミング言語です。その一方で、AI、ビッグデータ解析等の、最先端技術で使用されています。
近年、Pythonエンジニアの需要は急増していますが、深刻な人材不足です。そのため、実力があれば、高収入を目指せる職種です。
今回は、Python3エンジニア認定データ分析試験について、その概要、勉強方法、おすすめテキスト等を、ご紹介します。

Pythonデータ分析認定試験とは?

プログラミング言語「Python」は、Web制作やアプリケーション開発から、AI開発やビッグデータ解析等まで、幅広い分野に利用されています。
「Python3エンジニア認定データ分析試験」とは、Pythonの基本的な文法や、ライブラリを用いたデータ分析の方法等を問う民間資格試験です。
3種類ある「Pythonエンジニア認定試験」の一つで、あとの2つは「Python3エンジニア認定基礎試験」と「Python3エンジニア認定実践試験」です。

Pythonデータ分析認定試験の概要

Python3エンジニア認定データ分析試験は、「Pythonエンジニア育成推進協会」が主催していますが、試験に関する実務はすべて「Odyssey」が行っています。
Pythonエンジニア育成推進協会の試験サイト
Odysseyの試験サイト

受験日程と申し込み方法

Python3エンジニア認定データ分析試験の受験日程と申し込み方法は、以下の通りです。
◆ 受験日程
受験日程は、試験会場により異なりますが、通年で実施されています。詳細は、Odysseyの試験サイトでご確認ください。
◆ 申し込み方法
申し込み方法は、以下の流れです。
① Odysseyの試験サイトの「試験会場を探す」から、試験会場を検索し、会場ごとに指定された方法で申し込みと受験料の支払いを行う。
② Odysseyの試験サイトで「Odyssey ID」を登録する。試験当日は、「Odyssey ID」と「パスワード」が必要なので、控えておく。

出題範囲と合格基準

Python3エンジニア認定データ分析試験の出題範囲と合格基準は、以下の通りです。
◆ 出題範囲
認定テキストである、翔泳社「Pythonによる新しいデータ分析の教科書 第2版」から出題されます。このテキストの章や節ごとに、試験で出題される問題数や出題比率が決まっています。詳細は、Odysseyの試験サイトでご確認ください。
◆ 合格基準
出題形式は選択式で、すべてパソコンでの出題・解答です。問題数 40問・試験時間 60分で、7割以上の正解で合格です。

Pythonデータ分析認定試験の難易度と対策

Python3エンジニア認定データ分析試験の難易度の指標として、合格率を示します。
Pythonエンジニア育成推進協会のデータによると、試験開始以降の合格率(2024年2月末時点)は、81.5%です。
この合格率から考えて、試験対策をしっかり行えばほぼ確実に合格できますが、真面目に勉強しなければ間違いなく不合格になります。実務経験がある方も、試験対策用の勉強をする必要があります。
認定テキストの出題比率の高い分野だけでなく、満遍なく読み込んで苦手分野を作らないようにしなければなりません。また、実際に手を動かしてコードを書くと理解が深まります。

Pythonデータ分析試験の合格を目指す学習方法

Python3エンジニア認定データ分析試験の学習方法には、主に以下の3つがあります。
① テキストを使う
「認定テキスト」は必ず購入し、繰り返し読み込みましょう。初心者の方はあらかじめ、Pythonの入門書を読んでおく必要があります。
② Webサイトを使う
Pythonの初級レベルの内容を、無料で学べる学習サイトや解説動画は多いです。また、独学で合格した方のブログを読むことや、無料の模擬試験問題を解くこともおすすめします。
③ スクールを使う
プログラミングスクールならば、効率的に基礎からしっかり学べます。また、質問受付けや転職支援等サポート体制が手厚いです。

Pythonデータ分析試験の模擬試験問題

以下の認定スクールが、Python3エンジニア認定データ分析試験の無料の模擬試験問題を公開しています。何度でも受けられるので、時間配分の練習等にご活用ください。
プライム・ストラテジー
ダイビック
また、認定スクールが公開しているもの以外にも、例えば、以下のサイトが無料の模擬試験問題を公開しています。勉強の進捗状況を確認するためにも、いろいろなサイトの模擬試験を受けておくことをおすすめします。
ExamApp:模擬試験アプリ

Pythonデータ分析認定試験のおすすめ書籍&テキスト

Python3エンジニア認定データ分析試験の「認定テキスト」は必ず購入すべきです。基礎知識がある方はその1冊で十分です。
しかし、知識ゼロの方には、認定テキストの内容は難しすぎるので、次のいずれかの方法で基礎を身に付けてから、この試験用の勉強を始めた方が学習効果は高いです。
① Pythonの入門書を読む。
② Python3エンジニア認定基礎試験の勉強をする(こちらも取得した方が好ましい)。
以下、初心者の方が基礎固めをするための本と、実務用のデータ分析スキルを磨くことができる本を、ご紹介します。

1 「Pythonスタートブック 増補改訂版」

Pythonスタートブック 増補改訂版

Python初心者向けの本です。
この本を読んでから、Python3エンジニア認定データ分析試験の勉強を始めると、理解がスムーズです。
プログラミングの基本用語も丁寧に説明されているので、非常にわかりやすいです。基礎的な内容からデータ構造や条件分岐といった実践的な内容まで、体系的に学ぶことができます。

また、イラストが多いのでコードの書き方を直感的に理解できます。

2 「Python実践データ分析 100本ノック 第2版」

Python実践データ分析 100本ノック 第2版

試験対策や実務での活用をしたい方向けの本です。
実際のデータを使って、データ分析をする手法を100パターン以上学習できます。Pythonでのデータ分析スキルを、実務で活かしたい方におすすめです。

試験で出題される4種類のライブラリも、基礎からしっかり学べます。重複や誤り、表記の揺れ等があるデータ(いわゆる「汚いデータ」)を実務で与えられても、目的に合った手法を選び、的確なデータ分析を行うことができるスキルが身に付きます。

3 「Pythonデータサイエンスハンドブック 第2版」

Pythonデータサイエンスハンドブック 第2版

試験対策や実務での活用をしたい方向けの本です。
試験で出題される4種類のライブラリについて、基礎から学ぶことができます。実際にデータ分析をする際、各ライブラリのコマンドを調べたいときに手元にあると便利です。

さらに機械学習の基礎知識についても学べるので、ディープラーニングやAI開発の道に進みたい方にもおすすめです。

時代はAI!Python特化型プログラミングスクール【.Pro】ドットプロがおすすめ!

Python3エンジニア認定データ分析試験の合格を目指してテキストやWebサイトで独学しても、やる気が続かない・わからないところが多い、といった理由で挫折してしまう方もいらっしゃると思います。
しかし、プログラミングスクールを使えば、基礎から効率よく学ぶことができ、わからないところは質問することができます。
特に、Python特化型プログラミングスクール「.Pro(ドットプロ)」ならば、この資格を取得したい方にピッタリです。
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さらに、ポートフォリオ作成や、転職のサポート体制まであります。
ご興味のある方は、「無料カウンセリング」の予約をしてみてはいかがでしょうか。

Pythonデータ分析試験合格者のキャリアアップ効果

Python3エンジニア認定データ分析試験に合格することで、キャリアアップにどのような効果があるのでしょうか。
Pythonエンジニアとしての転職活動時には、たとえ未経験でも、資格を取得することで、一定レベルの知識・スキルを持っていることの証明になります。既に実績がある方ならば、リーダーやマネージャーの立場、さらには、より上位の職種に就くことができる可能性があります。
また、Pythonエンジニアのキャリアパスとしては、「AIエンジニア」、「データアナリスト」、「データサイエンティスト」等の職種が考えられます。

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Python3エンジニア認定データ分析試験に合格後、年収1,000万円以上の転職をお考えの方には、ハイクラス向け転職支援サービス「ランスタッド」をおすすめします。ランスタッドは、グローバルな総合人材サービス企業です。ITエンジニアだけでも1,000を超える求人件数があり、「年収1,000万円以上」と「ITエンジニア」で検索すると、796件の求人がヒットします(2024年3月5日現在)。
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まとめ

今回は、「Python3エンジニア認定データ分析試験」について、ご紹介しました。
・この試験は、プログラミング言語「Python」を使ったデータ分析スキルを問う民間資格試験。
・試験問題は、認定テキストから出題され、合格基準は、7割以上の正答である。
・勉強方法には、主に「テキスト」、「Webサイト」、「スクール」の3つがある。
・この資格を取得することで、一定レベルの知識・スキル所持の証明になり、転職活動で有利になる。
AI時代の到来とともに、Pythonエンジニアの需要は急激に伸びており、将来性は高く、高収入も期待できます。ご興味のある方は、Python3エンジニア認定データ分析試験の取得を考えてみてはいかがでしょうか。

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