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公開:2024.6.2 公開:2024.6.2

自分時間を増やす家事の時短術

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仕事や家事に追われてなかなか自分の時間が持てないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
仕事が終わって、家に帰っても家事をして1日が終わる。それならば、家事にかかる時間を減らして自分時間を増やしてみてはいかがでしょうか。
そこで今回は、家事を効率よくして自分時間を持てる時短テクニックを紹介していきます。もっと充実した時間を過ごすための参考にしてください。

家事は誰がしている?

日本では男性が働き、女性は家を守るという考えが根付いており、今も家事は主に女性が担当している家庭も多いのではないでしょうか。しかし、共働き家庭が増えてきた今、家事は女性だけでなく男性と一緒に分担して行う意識が高まってきています。

女性の家事時間は減り、男性の家事時間が増えてきている

令和3年社会生活基本調査によると、家事関連時間は男女で大きな差があり、女性が7.28時間に対し、男性は1.54時間。その差は実に4倍以上もあります。ただ、共働き家庭が増えてきた今、家事は協力が必要という認識が高まり、男性の家事時間が2倍以上増えてきていることも分かります。

出典:総務省統計局「我が国における家事関連時間の男女の差~生活時間からみたジェンダーギャップ~」

海外での家事時間事情

家事時間を日本とアメリカで比べると、日本と同じようにアメリカでも女性の家事時間が長くなっていますが、男性との差は日本に比べて小さいことが分かります。限られた1日の時間を分け合えば、それだけお互いに余裕が生まれます。女性も生まれながらに家事ができるものでもなく、家事が苦手な女性も多くいます。苦手な部分や手が足りない分など、互いに補い合って生活していくことが理想ではないでしょうか。

出典:総務省統計局「我が国における家事関連時間の男女の差~生活時間からみたジェンダーギャップ~」

家事時間を減らしたいならまずは家電を見直そう

家事を楽にするなら、まずは最新家電をチェックしてみましょう。ほったらかし家電というように、スイッチを押せば後は放置していればひとつの家事が終わっているので、その分、ほかの事にかける時間を増やせます。

面倒な家事は家電におまかせ

・食器洗いは食洗機で洗い乾燥の手間を省く

食事の後の食器洗いは意外と時間が取られるものです。食器だけでなく、フライパンや鍋などの調理器具も洗って、食器を拭きあげて食器棚にしまう。この一連の流れが手間なのです。そこで、食洗機を導入してみましょう。食べた後の食器を入れてスイッチを入れるだけ。実は、食洗機を使った方が水道代も節約できるといわれています。時間も短縮できて、水道代も節約できるなら一石二鳥です。

 

・洗濯乾燥機で干す手間を省く

朝に洗濯して、帰宅後取り入れて畳んでタンスにしまうのが、洗濯の流でしょう。洗濯乾燥機を使えば、洗濯から乾燥まで干す手間もなく、完了します。入浴後に1日の洗い物を洗濯乾燥機にいれて、後はまったりとした時間を過ごすことができます。また、天気を気にすることもありません。乾燥機能が一体になった洗濯機や、後付けできる乾燥機など、種類もあるので、お好みで選びましょう。たっだ、衣類によっては乾燥機にかけられないものもあるので、その点は注意が必要です。

 

・布団干しは布団乾燥機で重い布団を運ぶ手間を省く

布団は重くて移動が大変。干したいけども労働力を考えるとおっくうになってしまいます。布団乾燥機があれば、思い布団を運ぶこともなく、お出かけ前にスイッチを入れれば、毎日気持ちの良く清潔な布団で眠ることができます。また、寒い季節なら、寝る前に布団乾燥機を使うことで、ぽかぽかの布団で眠ることができるのもメリットです。

 

・仕事に行っている間のロボット掃除機

少し掃除をさぼっただけで気になる床のホコリやゴミ。毎日掃除機をかけたくても、遅い時間はかけないし、小さい子供がいれば、寝ている間はかけられないこともあります。そこで便利なのがロボット掃除機です。出かける前にスイッチを押せば、後は自動的に部屋中掃除をしてくれます。ホコリやゴミを吸うだけでなく、拭き掃除ができるものもあるので、両方使えば、帰ってきたときにはいつでもピカピカな生活空間が保てます。

 

・調理時間を短縮する自動調理鍋

料理は下ごしらえから、調理、味付けまで時間がかかるものです。煮込み料理なら特に、煮込み時間に多くの調理時間が奪われてしまいます。自動調理鍋を使えば、材料と調味料をセットしてボタンを押せば1品完成。自動調理している間にもう1品作ったり、洗濯物を畳んだり、明日の準備をしたりなど、時間を有効活用できます。

 

ながら家事で手間をなくして自分の時間を作る

限られた時間の中で家事をこなすには「ながら家事」がおすすめ。家事の同時進行をすることで、トータルで家事にかける時間が短縮でき、自分時間を作ることができます。

ながら家事のコツ

・洗濯機が回っている間に朝食の準備

朝に選択をしたい人にとって、朝の時間は息つく暇もありません。しかし、洗濯機を回している間に朝食準備や出かける準備、食事後の後片付けなどを澄ましておくことで、時間を有効活用できます。夜に洗濯をする場合でも同じように食事の後片付けや明日の準備など、洗濯機を動かしている間に何ができるかを考え、それをルーティーンにしていけば、時間の余裕も作れます。

 

・お風呂に入った後に水切り

お風呂掃除で厄介なのが、時間がたつと出てくる水垢とカビ。水垢やカビは洗剤だけではなかなか落ちにくい頑固な汚れなので、日々のケアがポイントになります。最後にお風呂に入った人が上がる際に、スクイージーやタオルでお風呂全体の水分を取っておきましょう。また、入浴中に気になった汚れは、トリートメントなどの待ち時間を使ってブラシで落としておくといいでしょう。

 

・トイレを使ったついでに便座や床を拭く

トイレは使った人が掃除をする習慣にすると、一人にかかる家事の手間がグンと減ります。トイレを使った後、使い捨ての便座シートや洗剤を吹きかけてトイレットペーパーで床や便座を拭くようにしておけば、いつでもキレイなトイレが維持できます。

 

・顔を洗ったついでに洗面台を拭く

朝の洗顔時や帰宅時に手を洗った時など、ついでに洗面台の周りの掃除もしましょう。洗面台の近くに使い捨てのペーパータオルを置いたり、洗濯前のタオルで拭いたりすれば、1日でまとまった時間を使うことなく、洗面台のキレイが保たれます。

 

・物を片付けたついでにホコリ掃除

ホコリは気づくと溜まっているものです。特に棚は見落としがちな場所でもあります。本や小物を出して元に戻す際には、一緒にホコリ掃除もしておきましょう。よくホコリが溜まるところに、掃除グッズを置いておくと、わざわざ取りに行くこともなく、その場でさっと掃除ができます。

手間を減らす家事のアイデア

いつもの家事の方法を変えるだけで、家事の手間はグンと減ります。

・洗濯ものは畳まない

洗濯ものを干して取り込んだ後、家族の分に分けてそれぞれ畳んで、それぞれのタンスへとしていると、とても手間がかかります。かける収納にしてしまえば、取り込んだ後はハンガーにかけたまま、クローゼットへ移動するだけにしておけば、大幅な時短ができます。

 

・献立は1週間分決めておく

毎日の献立に困っている人も多くいます。考えるだけでも相当な労力です。時短するなら、あらかじめ1週間の献立を決めておき、食材をまとめ買いしておけば、考える時間と毎日の買い物の時短が叶います。お子様がいる家庭なら、給食の献立表を参考にしてみるのもおすすめです。

 

・日常的な買い物はネットスーパーや宅配サービスに

普段から使っている調味料や日用品などのお買い物は、ネットスーパーを活用しましょう。自宅近くのスーパーのネットオーダーを利用すれば、その日にほしいものはその日のうちに配達してくれるので、朝の通勤中などにネットスーパーで買い物を済ませ、帰り時間に配達という方法もできます。買い物に行く時間を短縮できるだけでなく、重い荷物を持たなくて済むので、お子様がいるご家庭にもおすすめです。

 

・水まわりのものは浮かして収納

洗面台の歯ブラシやハンドソープなど、そのまま置いておくと、掃除の度にどかさなければいけません。浮かせる収納にすれば、どかせる必要もなく、さっと拭き掃除が完了。小物周りに水もたまらないので、いつも清潔が保てます。

 

効率よく家事をしたいなら、家事の資格を取るのもアイデア

女性だけでなく、男性も資格の勉強をすれば、毎日の家事に役立つ知識を得られます。また、その資格を活かして仕事にすることも可能です。

 

家事にまつわる資格

・時短家事コーディネーター

すべての家事において、効率よく時短できるスキルを学べる講座です。毎日を快適に暮らしてくために、家事の効率化は不可欠です。家事時間をコーディネートして、忙しくてもゆとりのある生活を送るために、暮らしを整えていくことを目的としています。

【受講料】Basic27,000円、Expert27,500円

公式サイト:ワーク・ライフ・インテグレーション協会 

 

・整理収納アドバイザー

収納方法はもちろん、物そのものとのかかわり方から見直すことで、散らかりづらく・

片付けやすい空間づくりを学ぶことができます。身の回りが整理整頓されていることで、時間的・経済的・精神的なメリットが得られ、ビジネスとしてもプロのアドバイザーとして独立を目指せます。

【受講料】2級24,700円、準1級36,300円、1級32,670円(準1級認定講座受講修了者のみ、1次試験・2次審査セット申し込み)

公式サイト:ハウスキーピング協会 

 

・掃除能力検定

掃除の意味を理解し、洗剤や用具、機械、作業動作、作法などの掃除の知識とそれらを活かした掃除技術を習得していきます。家庭や職場で効率よく掃除できるだけでなく、仕事としても就職や転職時にアピールポイントにもなります。

【受験料】5級~2級11,000円

公式サイト:日本掃除能力検定協会 

 

・お掃除スペシャリスト

掃除の正しい方法を学び、効率アップだけでなく、仕上がりアップも目指せます。汚れの種類によって適切な洗剤の選び方も学ぶことができ、毎日の家事に役立つほか、ハウスクリーニングといった仕事へつなげることもできます。

【受講料】39,000円(分割払い3,300×12回=39,600円)

公式サイト:生涯学習のユーキャン お掃除スペシャリスト講座

 

・ライフオーガナイザー

片付け整理収納を通して、暮らしを最適化するための考え方である「ライフオーガナイズ」を基本とし、使いやすく戻しやすい仕組みづくりを考えます。QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上を目指して、整理収納だけでなく、暮らしの幸福度アップを目指します。

【受講料】2級22,000円、1級109,450円

公式サイト:日本ライフオーガナイザー協会

 

・食生活アドバイザー

食材の栄養素やその働き、調理のコツ、献立の工夫、衛生管理など、食生活にまつわる様々な知識を学びます。毎日の献立作りや家族の健康を考えたレシピづくりに役立てることができます。

【受講料】3級13,000円、2級20,000円

公式サイト:FLAネットワーク協会

 

・家事クリエイター

家事の知識やスキルと学び、「仕事としての家事」をするためのスキルとコミュニケーションも学びます。一般的な家事だけでなく、家事はキャリアであるとの考えを元に、社会にとっても役立つスキル習得を目指します。

【受講料】2級13,500円、1級50,000円

公式サイト:株式会社タスカジ

 

まとめ

家事に終わりはありません。だからこそ、手間を減らして効率よくこなす方法を探していくことで、暮らしにゆとりが持て、自分時間を生むことができます。また、無理をせず時には手を抜いて、自分時間を優先することも、大切です。

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