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公開:2024.4.23 公開:2024.4.23

Pythonエンジニア認定試験合格のポイント!難易度や対策を紹介

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「Pythonエンジニア認定試験」は、プログラミング初心者の方にも、おすすめの資格です。
「Python(パイソン)」は、文法がシンプルで、初心者でも学習しやすいプログラミング言語です。その一方で、人工知能(AI)、ビッグデータ解析、モノのインターネット(IoT)等の、最先端技術で使用されています。
近年、Pythonエンジニアの需要は急激に増加していますが、圧倒的に人材不足です。そのため、ITエンジニアの中でも、高収入を目指せる職種です。
今回は、Pythonエンジニア認定試験について、その概要や勉強方法、おすすめのテキスト等をご紹介します。

Pythonエンジニア認定試験とは

「Pythonエンジニア認定試験」とは、プログラミング言語「Python」に関する知識やスキルを認定する民間試験です。
Pythonは、Web制作やアプリケーション開発から、近年急速に発展しているAI開発やビッグデータ解析等まで、幅広い分野に利用されています。
日経クロステックの「プログラミング言語利用実態調査2023」によると、Pythonは圧倒的に人気の言語で、今後さらに人気が高まると見込まれます。
その理由としては、AI等の最先端技術に使用されるにもかかわらず、初心者でも理解しやすく、容易に記述できること等が挙げられます。
【参考記事】
日経クロステック

Pythonエンジニア認定試験の概要

Pythonエンジニア認定試験は、「Pythonエンジニア育成推進協会」が主催していますが、試験に関する実務はすべて「Odyssey」が行っています。
この試験には、以下の3種類があり、すべてパソコンでの出題・解答です。
① Python3エンジニア認定基礎試験
Pythonの基礎を固めたい方に適した試験で、Pythonの文法、計算、処理の挙動等の基礎知識が問われます。
② Python3エンジニア認定データ分析試験
Pythonを機械学習やビッグデータ等の技術に利用したい方に向けた試験です。データ分析の基礎や方法等が問われます。
③ Python3エンジニア認定実践試験
より実践的なPythonの文法を問う試験で、スキルを高めたい方向けの試験です。重要な仕様やライブラリの使い方が問われます。
Pythonエンジニア育成推進協会の試験サイト
Odysseyの試験サイト

受験日程と申込み方法

Pythonエンジニア認定試験の受験日程と申込み方法は、以下の通りです。
◆ 受験日程
受験日程は、試験会場により異なりますが、3種類の試験は、いずれも通年で実施されています。詳細は、Odysseyの試験サイトでご確認ください。

◆ 申込み方法
申込み方法は、3種類のPythonエンジニア認定試験で共通しており、以下の流れです。
① Odysseyの試験サイト内の「試験会場を探す」から、試験会場を検索し、会場ごとに指定された方法で申込みと受験料の支払いを行う。
②「Odyssey ID」を登録する。試験当日は、「Odyssey ID」と「パスワード」が必要なので、控えておく。

出題範囲と合格基準

Pythonエンジニア認定試験の出題範囲と合格基準は、以下の通りです。

◆ 出題範囲
① Python3エンジニア認定基礎試験
認定テキストである、「Pythonチュートリアル 第4版」から出題されます。
② Python3エンジニア認定データ分析試験
認定テキストである、「Pythonによる新しいデータ分析の教科書 第2版」から出題されます。
③ Python3エンジニア認定実践試験
認定テキストである、「Python実践レシピ」から出題されますが、ほとんどのサードパーティ製パッケージを除きます。

◆ 合格基準
3種類の試験とも、7割以上正解で合格です。参考までに、問題数と試験時間を示します。

① Python3エンジニア認定基礎試験 問題数 40問、試験時間 60分
② Python3エンジニア認定データ分析試験 問題数 40問、試験時間 60分
③ Python3エンジニア認定実践試験 問題数 40問、試験時間 75分

 

Pythonエンジニア認定試験の難易度と対策

Pythonエンジニア認定試験の難易度と対策は、以下の通りです。難易度の指標として、合格率を示します。
◆ 難易度
Pythonエンジニア育成推進協会のデータによると、試験開始以降の合格率(2024年2月末時点)は、以下の通りです。

① Python3エンジニア認定基礎試験 76.0%
② Python3エンジニア認定データ分析試験 81.5%
③ Python3エンジニア認定実践試験 48.6%

◆ 対策

通常の資格試験と同様に、以下の3通りの勉強方法があります。
① テキストを使う
「認定テキスト」や「公式問題集」は必ず購入するべきですが、初心者の方は、Pythonの入門書を読んでおくと、理解がスムーズです。
② Webサイトを使う
Pythonの初級レベルの内容を、無料で学べる学習サイトや解説動画は多いです。また、独学で合格した方のブログを読むことや、無料の模擬試験問題を解くことも、おすすめします。
③ スクールを使う
プログラミングスクールならば、効率的に基礎からしっかり学べます。また、質問受付けや転職支援等、サポート体制が手厚いです。

Pythonエンジニア認定試験のおすすめ書籍&テキスト

Pythonエンジニア認定試験には、3種類とも「認定テキスト」があり、基礎試験には「公式問題集」もあります。Pythonに触れたことがある方は、それらだけで十分です。
しかし、知識ゼロで、それらのテキストのみで勉強を始めるのは厳しいです。そこで、初心者の方は、あらかじめ以下のような入門書を読んでおくことを、おすすめします。

1 スラスラわかるPython 第2版

スラスラわかるPython 第2版

「Pythonとは何か」という初歩的な内容から、インストール方法、実際のコードの書き方まで、非常に丁寧に解説されています。

読みながら、実際に手を動かすことで、Pythonの基礎をしっかりと身に付けることができます。また、章末問題で理解度のチェックもできます。Pythonの重要項目を網羅的に扱っているので、試験後も使えます。

2 いちばんやさしいPythonの教本 第2版

いちばんやさしいPythonの教本 第2版

プログラミングの仕組みが図解を交えて解説されていて、初心者でも、スラスラと読み進められます。

また、実際に「会話bot」を作成しながら、楽しくプログラミングを学ぶことができます。講義と実習により、自然に理解が深まるような工夫がされているので、おすすめです。

3 Pythonスタートブック 増補改訂版

Pythonスタートブック 増補改訂版

プログラミングの知識がなくても、基本用語から丁寧に説明されているので、非常に理解しやすいです。

また、イラストが多いので、コードの書き方を直感的に理解しやすく、基礎からしっかりと学びたい方に向いています。章末問題で、理解度を確認しながら学習を進められます。

Pythonエンジニア認定試験の模擬試験問題

以下の認定スクールが、Pythonエンジニア認定試験の無料の模擬試験問題を公開しています。何度でも受けられるので、時間配分の練習等にご活用ください。
① Python3エンジニア認定基礎試験
プライム・ストラテジー
ダイビック
ビープラウド
② Python3エンジニア認定データ分析試験
プライム・ストラテジー 
ダイビック
③ Python3エンジニア認定実践試験
ダイビック 

時代はAI!Python特化型プログラミングスクール【.Pro】ドットプロがおすすめ!

Pythonエンジニア認定試験の合格を目指して、テキストやWebサイトで独学しても、やる気が続かない、わからないところが多すぎる、といった理由で挫折してしまう方もいらっしゃると思います。しかし、プログラミングスクールを使えば、基礎から効率よく学ぶことができ、わからないところは質問することができます。

特に、Python特化型プログラミングスクール「.Pro(ドットプロ)」ならば、この資格を取得したい方にピッタリです。
今のプログラミングスクールには珍しく、対面・少人数での講義で、現役エンジニアの講師とコミュニケーションを取りやすいという特長があります。6カ月間、Pythonに特化した講義を受け、最先端のAI技術を学べるのに、受講料が228,000円(税込)と、他のスクールよりもかなり安くなっています。

さらに、ポートフォリオ作成や、転職のサポート体制まであります。ご興味のある方は、「無料カウンセリング」の予約をされてみてはいかがでしょうか。

Pythonエンジニア認定試験取得者向け求人情報

Pythonエンジニア認定試験に合格後、Pythonエンジニアとして転職するには、まずは無料の転職エージェントに登録するのが一般的です。ここで、以下の2つの注意点があります。
① 早めにポートフォリオを作成する。
IT業界の転職活動では、経験の有無に関係なく、ポートフォリオの提出が求められます。早めに作成しておくと、転職活動がスムーズに進行します。
② IT特化型の転職エージェントを選ぶ。
総合型よりもIT特化型の方が、キャリアアドバイザーが業界を熟知しており、適切なアドバイスを受けられ求人紹介数も多いです。
「未経験可」の求人もあるので、キャリアアドバイザーと相談しながら転職活動を進めていきましょう。

年収1000万円以上の転職なら【プロフェッショナル転職サービス/ランスタッド】がおすすめ!

Pythonエンジニア認定試験に合格後、年収1,000万円以上の転職をお考えの方には、ハイクラス向け転職支援サービス「ランスタッド」をおすすめします。
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まとめ

今回は、「Pythonエンジニア認定試験」について、ご紹介しました。
・この試験は、プログラミング言語「Python」に関する知識・スキルを認定する民間試験。「Python」は、AI開発等にも利用され、初心者でも学びやすいので、人気が高い。
・「基礎試験」、「データ分析試験」、「実践試験」の3種類がある。
・試験問題は、それぞれの試験の認定テキストから出題され、合格基準は、7割以上の正答である。
・勉強方法には、主に「テキスト」、「Webサイト」、「スクール」の3つがある。
・知識ゼロから勉強を始める場合は、あらかじめPythonの入門書を読んでおくと、理解がスムーズである。
AI時代の到来とともに、Pythonエンジニアの需要は急激に伸びており、将来性は高く、高収入も期待できます。ご興味のある方は、Pythonエンジニア認定試験の受験から始めてみてはいかがでしょうか。

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